「もっと優秀になりたい」と思ったとき、あなたは何を高めようとしますか?
知識?
PCスキル?
コミュニケーションスキル?
どれも間違いではないと思いますが、実は根本的な部分がしっかりしていないと、どんなに頑張っても成果が上がらないかもしれません。
というのは、世間一般で“優秀”とされる人には、知識やスキルではカバーできないある共通点があることが、科学的に明らかにされたからなのです。
それは、幸福度が高いこと。
米ペンシルベニア大学の研究で、幸福度の高い人は、幸福度の低い人より、生産性や売り上げが30%も高いと発表されました。どんなに知識やスキルを高めたとしても、幸福度が高まっていないと、思ったような結果にはなりにくいというのです。
ここで言う「幸福度」とは「他人と自分を比べすぎず、自分軸をしっかり持って生きているかどうか」であると解説されています。
僕はこの研究結果を知ったとき「独身だからそもそもスタートラインに立っていないじゃん」と悲しい勘違いをしてしまったのですが、「結婚=幸福」のようなステレオタイプな幸福観のことではありませんでした。他人と比べたりせず、自分らしい日々を楽しめているか、だったのです。
そんなこと言われても、多忙だったり人間関係がうまくいっていなくて、自分らしさを楽しむどころではないという方、いらっしゃいませんか。
僕はそうでした。仕事に忙殺されて、なんならメンタルまで病んで、何年も苦しみもしました。
でも、そんな僕と同じような方にこそ安心していただきたい。
これからお話する「仕事で幸福になるメソッド」は、1日1分からのスモールスタートで始められるものばかりです。メンタルが病んでいた僕でも実践できたシンプルなものをチョイスしてお伝えしていきます。
しかも、科学的な検証に基づくものばかりなのもプラスの安心要素。僕は現実主義なほうで、「『幸せ』なんて雲をつかむようなものは信じない」なんて言っていた時期もあったんですが、実は「幸福学」という学問は世界中で大真面目に研究されていて、近年は「幸福になる手順」まで科学的にある程度わかっているんですって…科学ってスゴイ。
このブログでは、「仕事で幸せになる」をテーマに、僕自身が10年どん底でもがき、ここ5年ほどで少しずつ這い上がってきたメソッドを解説していきます。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考文献:星渉・前野隆司共著「99.9%は幸せの素人」
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